夜明けの腐日記

「商業BL感想・雑談」ネタバレ注意!!

狼の花嫁1:りゆま加奈 (感想)

狼の花嫁 1 (ダリアコミックス)

《あらすじ》

民族BL×両性具有 「誰にも知られてはいけない」「僕のこの身体を――」王と侍女の間に生まれた第六王子のルーイには、誰にも明かせぬ秘密があった。
それ故に父王に虐げられ、母の命と引き換えに「女」として政略結婚することを命じられる。
嫁ぎ先は隣国、狼と共に生きる民族の住まう地。
しかし、婚礼を終えた晩、番となる王子・ゼスに、王女ではないことを見破られてしまう。
追いつめられたルーイは、自身が「半陰陽」であることを告白し―――。新たに紡がれる番の運命の物語、開幕

 

 両性具有最高

先生もあとがきで書かれていたんですが、まさか商業BLで両性具有が読めるとは...オメガバースや男性妊娠とはまた違うじゃないですか...

創作BLで読み漁っていた両性具有が、商業で読めるだけで嬉しいのに、それがりゆま加奈先生の民族BLで見られる日がくるなんて...

期待大な1巻でした。

 

【ここからネタバレ注意】

ゼス×ルーイ(両性具有)

両性具有なのに地味顔なのが最高に性癖にヒットするんですよね... 

 

:嫁ぐ王子

小国の王子ゼスと大国の王子ルーイは、政略結婚で出会った2人。この時点でルーイは王女として嫁いでいるので、うまく立ち居振舞わなければいけないのですが...

自国で酷い扱いを受けていたルーイは、両性具有であることにコンプレックスを抱いているようで、震える様が痛ましいです...

対するゼスは冷たいように見えますが、しっかりと相手の話を聞いて会話をする根は良い人のようです。ルーイのことを知ったあとも、自分の頭で考えて冷静な判断をしていきます。

 

:白鹿

ゼスには番になるはずだったユルールという白鹿がいました。彼の素性は謎で、なぜ番にならなかったのか、何をしているのか等はまだ明かされていません。

まつげの長くて美しい青年なんです...色っぽい...

ユルールの明るさに振り回されるルーイの可愛いこと... なんだか良いコンビなんですよね。ユルールの存在がとても気になります。

 

:両性具有

とある宴のあと、媚薬を盛られたゼスは悶えます。ルーイは飲んだ量が少なかったのか、効いていない様子。

ゼスの父は、ルーイはゼスの子を産むためだけの役割だと思っている模様。なんともにくい!!!ルーイの健気さとか境遇の不憫さを思うと、その所業は許せません。 

薬の影響から、ゼスに無理やりされそうになりますが寸でのところで踏みとどまります。未遂ですが、ルーイの身体を見た途端行為やめたゼスに、彼は自分の身体を”気持ち悪い”と思われたと勘違いしてしまいます。

ここの辺りで、ルーイが自国でかなり酷い行為をされていたことが伺える描写がはいります。

これでルーイがなぜ、自分のことになると臆病になるのか理解できました。

 

:波乱の予感

未遂の行為以降、2人の関係はぎくしゃくとしてしまいます。

そんな関係をさらなる混乱に陥らせるのが、ユルールです。何を考えているのかわからなくて...とても不思議な雰囲気を持っています。 

1巻、かなり良いところで終わるんです~~!!!気になりすぎます...はやく2巻が読みたいです。

 

+α

ゼスの兄の子が良い役割をしています。この子も純粋で可愛いんです...

あとですね、りゆま加奈先生のあとがきに共感することが多く...民族ならではの衣装の模様の緻密さとか、狼の可愛さとか、たまりませんでした...

カバー裏や、描き下ろしにもエピソードが盛りだくさんで飽きることがありません。

 

最後に

 両性具有なので、行為で使う部分は女の方なのかな...?そこはBLとは少し違う部分だと思うので、気になる方は注意が必要だと思います。

 私は両性具有が大好きなので、無問題です。むしろ子どもが生まれてほしいレベル。

 不憫なルーイがどんな風に幸せになっていくのか、その物語の始まりをぜひ読んで見てください。

 民族BL最高です。 

 

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