夜明けの腐日記

「商業BL感想・雑談」ネタバレ注意!!

おうちへかえろうー猫耳オメガバース-:日野原 (感想)

おうちへかえろう -猫耳オメガバース- (Charles Comics )

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《あらすじ》

シイナとアオイはαとΩのラブラブ夫婦。
ふたりが授かった息子・ノエルと一緒に、人知れず仲良く暮らしています。
パパとママに守られてすくすくと育つノエルでしたが、ある日、パパのお仕事に付いていくため初めて人里におりることになり……。

笑顔も涙も“家族"なら乗り越えられる。
ちびっ子×もふもふがたまらない
猫耳オメガバース!

ちびっこの可愛さプライスレス

 『年の差×オメガバースBL』でこの二人の馴れ初め編を読んでから、ずっと気になっていたこちらの作品。

ついに単行本化~~~~!!!とても嬉しいです。可愛さ半端なかった...

個人的には、馴れ初め編を読んでから本編を読まれたほうが、わかりやすくて楽しめるかな?と思います。

馴れ初め編からちょっとした後の物語で、家族3人で仲良く暮らしているところに少し変化が訪れて、子どもが成長していきます。

もう子どもの可愛さが!!ぷりぷりしていてたまらない可愛さでした。

 

【ここからネタバレ注意】

攻め:シイナ(α)

受け:アオイ(Ω)

2人の子ども:ノエル(Ω)

 

:特別な容姿のΩ

猫耳オメガバースとあるように、この物語のΩは特別な容姿をしています。

猫耳にしっぽ+するどい牙という、猫そのものな感じの特性で、”Ω”というのがぱっと見でわかるようになってしまっています。この世界では、やはりΩは虐げられている存在のようで...おまけに希少種ということで誘拐などの犯罪も起こっているよう。

とはいっても、この家族をとりまく環境はほのぼのとしています。

二人は駆け落ちしてきた身なので、贅沢はできない暮らしですが子どももいて、とても幸せそうなあったかい家族です。 

 

:別のΩ

Ωが虐げられている世界なので、少し寂しい描写もあったりします。

ノエルは自分とまま(アオイ)以外に、耳としっぽが生えている人がいないということを初めて認識します。これが、小さい子にそんなこと言う?!みたいな心無い人たちのせいで知ってしまうことになるんですが、ちゃんとノエルを守ってくれる存在もいます。

とくにシイナが働いている酒場の店主は、とても優しくてちょっぴりオネエ要素がはいっている...?感じの人です。要所要所で良い役割を果たしてくれます。 

その後、別のΩを探すためにこっそりと家を抜け出してしまったノエルは、抜け出た先で別のΩに出会うことになりますが、疲れて寝オチ...

同時刻、シイナとアオイは必死にノエルを探します。いや、あんなに小さい子が家からいなくなった大騒動ですよね...

 

:繋がり

小さいノエルにとっては大きな冒険にでたわけですが...

とある商人に仕えるΩに発見され、ちゃんと親元へ帰ってきます。

そのΩたちがアオイの知り合いで、商人がアオイたちの住む村に留まる間だけ、Ω二人と仲良く遊ぶようになるノエル。

ここでアオイの過去が少しだけわかります。今回の物語では、シイナとアオイの背景にはあまり触れられていないのでBL感は薄いかなと思っています。ただ、子どもが可愛いので無問題...

別のΩと出会うことにより少しずつノエルは成長していきます。 

 

:別れ

別のΩの登場により、とても楽しそうな生活をしていた3人。ところが背後で動く影が現れます。最終的には悪い人ではなく、シイナのために警告をしにきた人でした。

ところどころ、シイナとアオイの過去について伏線が回収されていきます。でももうちょっと掘り下げて欲しかったなあと思う反面、ほのぼのな家族の物語なのでこれくらいで良かったのかなあと思ったり...難しいところですね。

別のΩたちは、商人が村を移動することにより、シイナたちに別れを告げます。

このときのノエルがとても切なくて...でも最後はしっかりと成長していました。

なんだか幼稚園に通い始めた子どもの成長を見るようでした...

 

+α

本編後に、「運命の二人」という話が収録されています。これが冒頭でも挙げた、シイナとアオイの馴れ初め編の話です。

シイナが良いところのαだったり、アオイが虐げられていた描写があったりと切ないですが、二人は運命なのでどのような境遇だろうと出会えてよかったなと思います。

描き下ろしとカバー裏もたっぷりと収録されています。ぜひ購入して読んでみてください。

 

最後に

 すでに番で子どももいる3人の物語なので、BL感は薄いですが、家族のほのぼの感を感じることができます。

BLというよりはオメガバース設定の家族ものを楽しむ感じで読めます。

やはり、コミックスの後ろに収録されている「運命の二人」を先に読んでから本編読んだほうがわかりやすいのかな~と思います。

ぜひ、可愛いノエルを堪能してみてください。

 

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