夜明けの腐日記

「商業BL感想・雑談」ネタバレ注意!!

いちか、ばちか:しっけ (感想)

いちか、ばちか (B's-LOVEY COMICS)

《あらすじ》

 丘、マオ、門井、蓮元は工業高校に通う悪友。ある日、門井から蓮元とつきあっていると告白され、偶然二人がエッチしている声も聞いてしまった丘とマオ。それ以来、男同士のエッチに興味を持ったマオが丘に迫ってくるように。しかし丘は別の理由でマオを意識し始めていて……。

 男子高校生

 あ~これぞ男子高校生だよな~、なんて読後に思いました。その場のノリで生きている感じ。若干のおバカ臭が楽しかったです。

 なんとなく”男子〇校生の〇常”を思い出しました。とはいってもギャグではないです。

 あと絵が綺麗ですね。無駄な線がなく、とても見やすかったです。

 

【ここからネタバレ注意】

攻:澤田真緒(マオ)

受:丘俊介

友人1:門井慎太

友人2:蓮元奏

 

:動揺

 物語のきっかけは、友人である門井と蓮元が付き合っているということをカミングアウトされたから。

 この展開、とても仲が良い4人組なんだな~と思いました。

 4人でいられることの可能性を考えてカミングアウトした2人と、普通のこととして受け止めたマオと丘。

 カミングアウトするほうもされるほうも、結構しんどいことではありますよね。

 信頼関係が見てとれます。

 

:聞こえた音

 マオと丘は高校の違う科に所属しています。科ごとに別の寮生活をしていますが、マオの部屋に丘が入り浸っている現状。

 ひょんなことから、丘の部屋へ遊びに来たマオ。そこで隣人の致している喘ぎ声を聞いてしまいます。その声というのが、門井と蓮元の致している声なんですが...

 これを聞いたときの、マオと丘の会話がバカっぽくて面白かったです。そういう発想になるの?!っていう。

 そして喘ぎ声を聞いたことを当事者たちに言っちゃうっていうまさかの展開に。これも驚きました。まあ彼らの仲だからできたことなのかもしれませんが。

 この件でマオは自己嫌悪に陥り、どこか不安定になってしまいます。バカっぽくみえて結構繊細な男でした。

 

:いつもどおりに

 マオの自己嫌悪の件は、丘のおかげで無事解決。

 けれど一難去ったかと思えば、また一難。

 マオが行為そのものに興味をもち、丘と試してみようと行動をし始めます。

 この2人、どこからお互いのことが好きだったんだろう...と気にならざるを得ません。そういう描写は少なかったので...きっと物語が始まる前彼らの生活に、何かあったのだろうなあと思っています。

 あと抜きあいっこしているときの丘の顔がとても可愛いです。

 しかし気持ちが伴わないし、お互いの想いを確認しあっていないときの行為だったので、すれ違ってしまいます。

 

:めっちゃ両想い

 丘の喘ぎ声を聞くために、マオはノリノリでいろいろと行動していますが、丘はどこか一歩引いてしまい逃げてしまいます。

 けれどバカっぽいけれど完全にバカではないマオなので、しっかりと追いかけて丘を捕まえに行きます。

 丘はずっとマオのことが好きだったのね~っていう描写があり。もだもだした気持ちになりました。そのことについて確信を持っているマオもなかなかの性格。

 確かにずっと一緒にいたら、その心地よい関係を崩したくないと思うのもわかります。

 最後はめちゃくちゃらぶらぶでした。こういう感じ良いですね...お互いに頑張ろうという姿勢が、気持ちが同じ方向に向いているので大好きです。

 

+α

冒頭で出てきた友人である門井と蓮元。この2人は結構物語に関わっています。

2人の仲を良い感じに取り持ってくれたりしています。やはり仲が良い4人組なんだな~とほのぼのしました。

そして気になるのが、門井と蓮元の恋人関係。

こちら描きおろしで2人の行為描写があります。ほんと個人的にはとても萌えるカップルでした。この2人の話も読みたい...

 

最後に

男子高校生のノリと楽しい日常に、恋というスパイスが投下された今作。

とても楽しく、そして萌える作品でした。さらっと楽しみたい方におすすめです。

表題作以外にも、短編が1話収録されています。そちらは再会もののBLなので、こちらもぜひ読んでみてください! 

 

 

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